耳掻のささやかな白秋灯
血液が耳まで届く冬の虹
電気毛布に浮かびつつ沈みつつ
爪先が毛布に触れるたび静か
石鹸玉離れる地軸傾いて
整骨院終え秋空に白長須鯨
冬の星まだ溶けきらないハッカ飴
水羊羹優しい人の字がきれい
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